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埃城更新情報:模様替えしました!

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 埃城のデザインを一新し、スマホ対応サイトになりました。
 今までは本文ページ以外はスマホ対応できていなかったので、スマホからトップページを見ると大きな空白があいていたり文字がとても小さくなっていたりしましたが、そうならなくなりました!
 ういなさんにそういう技術はないので、HTML5 UPが配布されているテンプレートを利用させていただきました。ありがとうございます。

 ただ作品ページはまだいじっていないので、長編のように目次がある作品はスマホからは依然見にくい状態だと思います。
 また本文ページも以前の色合いに合わせて真っ白な背景のままなので、色合いのギャップがちょっと激しい状態になっています。読むこと自体に支障はありませんが、近いうちに修正するつもりです。

 また、良い機会だったのでリンクを追加しました。セインさんのブログ「セイレント。」です。
テンミリオンのユーザさんで、おなじみ「甘美なテンミリ」などで上質な記録をされている方です。リンクフリーとのことだったので、無断です。ブログに書いてるけど無断です。

 ということで、サイトの更新情報でした。


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詩の威を借る

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 間遠に落ちる(街並み)は次第に
 ジオラマ模型となり
 雲間の先で隣人は
 ビールを零した

 数時間前に書いた一節です。わけあってしばらくの間ろくに執筆ができていなかったので、よしここはリハビリに短い詩(poetry)でも書くかと筆をとったのですが、そもそもpoetryはそんな気休め程度に書ける代物でもなく、ここで力尽きたのでした。
 それで書いていて気が付いたのですが、どうやら自分は、詩を書く際どうしてもストーリー性を重んじてしまうようなのです。技巧よりもストーリーを、という姿勢は、あまり褒められたものではありませんし、その「逃げ」に走った結果うまれたのがpoetrieであるのですが、よくよく考えてみると不思議だなぁと。
 対して小説を書くとき、自分はストーリーよりも、技巧に対してより強い興味を懐いているような気がします。語り部然り、文体然り。音楽小説なんて極端な例で、ストーリーを意図的に排することに作品としての価値を置いているのですから、おかしなものです。
 詩(poetry)を書こうとすると、なぜかストーリー性を取り入れようとする自分が生まれ、
 小説を書こうとすると、技巧を追い求める自分がいる。
 このある種の倒錯は、単なる個性とかいうやつではありますが、こうして意識してみると、非常に不思議に感じます。そしてこの特徴は、今の自分が詩を書くのを苦手としていて、小説ばかりを書いている説明になっているのかもしれません。
 そうして考えてみると、自分がいままで書いてきたpoetrieは、詩の威を借りた小説だったのかもしれないのだなぁと。自分は昔から小説以外のものは書いていなかったのかもしれない、と、ブランクを空けて振り返ってみると、そんな感想を懐くのでした。

 今回はこんな感じで。自分語り。

埃城更新情報:2015.12.01

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 今更ですが、毎月書くわけでもないのに月間まとめってアレですね。まあ休止中の名残ということで。

テンミリオン二次創作
 掌編作品を数編公開しました。
・「念願の主役」
・「マゼンダの恋愛小説」
・「腐ったところてんの話」
・「エビフライの作り方」
・「テンミリガール」
 の5編です。
 いずれも小説板で連載している掌編集からの転載。


■Aboutページ
 また、テンミリオン二次創作について、Aboutに以下の文面を追加しました。

>また、解釈の自由度が限りなく高いというテンミリオンの特異な性質を考慮して、一部の二次創作作品はオリジナル作品と同列に並べています。
>その場合原作をご存じでない読者様でも不便なく読める内容になっておりますので、ぜひオリジナルと区別なくお楽しみください。

 二次創作は住み分けが大事ですが、ときには同居も大事という話。


以上です。
俺グルアンソロジーの感想は遅くなっていて大変申し訳ないです。数週間前書いている途中で感想ファイルを紛失してしまい、それから気力がない現状。
こんな状態で無理くり書いても良い感想は書けないので、書きたくなったら書きます。

埃城更新情報:2015.08.04~11.07

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 月間まとめは当分お休みしますが、どうせなので、埃城更新情報だけは継続しようかなと。毎月定期的に書くのではなく、この記事のように書きたいときに書きたいままに。
 ということで前回の月間まとめ(6月)以降の、埃城の更新状況ですー。
 今回はリンク整理もあり更新量が多いので、紹介したい更新作品についてだけ書きます。


■長編「」公開※PG12
 2012年に執筆した長編作品です。その年に開催された「空想科学祭FINAL」に参加した作品。空想科学祭には多大な影響を受けているので、必然的に思い入れのある作品です。
 集合的無意識の世界で、殺し屋の兄妹がミスを犯し、逃避行に出るお話です。すべて敬体で地の文を書いていまして、初出当時「ですます調でアクションは斬新」というご感想をいただいた覚えがあります。
 今回の掲載にあたり、構成を見直しました。初出時は「ム(0)→ム(1)→ム(2)→第1章→……」という構成だったのですが、これを「ム(0)→第1章→ム(1)→ム(2)→……」という感じにしています。内容に変化はないのですが、構成を変えるだけで中だるみも弱くなったんではないかなと。
 また、目次ページの背景はCSS3ではこんなこともできるぞ!という趣旨の記事に触発されて、画像をゆらゆらさせてみました。ゆらゆらしています。


■長編「妖精が創った人形」公開
 同じく2012年に書いた作品です。執筆期間たった12日間という過去の栄光の塊みたいな作品です(うち2日間はお休みしたので実質10日間)。クオリティは今よりは低いですけどね(本人談)。
 “人の形をした、人ではないもの”(=人形)の破壊を生業としている魔法使いオウギに、平凡な大学生アキは目を付けられて……というお話。ところどころ西尾維新の影響がもろに出ている作品でもあります。主人公とヒロインが出会うのが学生食堂で、そのとき主人公が注文していたのがキムチ丼、というのとかは「クビシメロマンチスト」ですね。くどいまでの戦闘描写とかは、西尾作品にごくたまに出てくる悪い癖を受け継いじゃっている感じ。まあ今のういなさんはそんなことありませんが(本人談)。
 掲載にあたり、プロローグとエピローグを削除しました。そして新しいエピローグを用意しました。埃城版の新しいオチはなんと懐かしの隠しリンクから読むことができます。ヒントは最後のページ。
 目次ページの背景画像、環境によって画像が重なったり隙間ができていたりすると思いますが、仕様です。本人談。なんかこのばらっとしてぐでっとしてるのが気に入ってるの。


■詩集「ムチリスム」公開
 2010年12月6日から2012年12月6日にかけて、小説家になろうで連載した「いつかの林檎の木の下で」という詩集があるのですが、そこから4編だけ抜き出して新しく詩集を編みました。4編とも2012年に執筆した作品です。
 いま読むと技巧が不充分で、恥ずかしい出来ではあるのですが、内容的には面白く書けているなと。衒学的な作品はやはり甘めに見てしまいます。
 自分がpoetrie(Not poetry)に毒される前の作品なので、詩としては純粋に読めるのではないかなと思います。技巧もへったくれもありませんけどね。


■短編「ココロ」公開
 2013年に書いた8000文字程度の作品です。あれ、書く内容がないぞ。
 掲載にあたり「kokoro」に改題……しようとしたのですが、結局元のまま「ココロ」で公開しました。人の主観が隔離され、共有されるSFです。


■掌編「完全体サイボーグ」公開
 同じく2013年の作品。第10回てきすとぽい杯(1時間15分の即興小説企画)で書いた作品で、自分が今のところ唯一、てきすとぽい杯で大賞をいただいた作品でもあります。


お題配布ページ公開
 お題を配布します! お題ページ自体は実は去年末にはアップロードしていたのですが、利用規約を書くのが面倒で最近まで放置していました。
 いまのところ30題あります。ぜひともお持ち帰りして素敵な作品を作ってくださいね!


 今回は以上です。ではまた。

埃城:作品ページURL変更のお知らせ

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 当個人サイト「埃城」に関して、重要なお知らせです。
 今までは作品掲載ページは全てtextsという名前のフォルダに含まれていたのですが、ただURLを長くしているだけでいちいち階層をひとつ深くする意味はないと判断し、これを削除しました。

 ですので例えば「ム」の場合、以前までは
http://hokorijou.web.fc2.com/texts/longs/m/m.html
 となっていたものが、今回からは
http://hokorijou.web.fc2.com/longs/m/m.html
 に変わっています。

 また、この変更に乗じてshortshortsフォルダをssフォルダに、supershortshortsフォルダをsssフォルダに名前を変更しました。
http://hokorijou.web.fc2.com/texts/shortshorts/tukiyo.html
 だった「月よ」は、
http://hokorijou.web.fc2.com/ss/tukiyo.html
 となっています。短くなってスッキリ!

 作品ページをブックマークしていた方は、お手数ですが再度ブックマークしなおしていただけると幸いです。
 階層をひとつ浅くしただけではありますが、作業もだいぶ効率化されたように思います。(執筆が疎かにならない程度に)よりサイト更新に精を出していく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
 ではでは。

2015年5月活動まとめ

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埃城更新情報
 5月は長編「ぐだぐだ至上主義」を更新しました。005まで追加しています。
 2011年に書いた作品。掲載にあたり少しずつ書き直しています。読んでいて不安になる文章は意図してのものですが、少し演出不足な気も、演出過多な気も。

第8回お題執筆会
 企画終了しました。
(ブログ記事「第8回お題執筆会・企画終了/感想返信に代えて」2015.05.15)

テンミリオン道中
 フィンディルさんがテンミリオン小説板やご自身のブログで連載されている小説、「テンミリオン道中」。討伐隊が魔王を倒すまでの道中に焦点を当てて書かれ、毎週日曜日に欠かさず連載されているテンミリにおけるサザエさん的作品です。以前この作品にリクエストを送ったことがあるのですが、最新エピソードにてそれを書き上げてくださいました。キャラの掛け合いが楽しい実に道中らしいエピソードとなっています。
  こちら→テンミリオン道中(該当ページ)
 フィンディルさん、ありがとうございました!


以上です。

2015年4月活動まとめ

3月のお休みを挟みまして、4月の活動まとめですー。

埃城更新情報
 4月は「Psychoactive Love」を公開しました。2012年に小説家になろうに掲載した、全3編による詩集です。詩というより歌詞のような作品となっており、poetrieの非poetryたるところを見せている作品だと思っています。まあそれはともあれ。
 掲載にあたり、いろいろと手を加えました。例えば「B面/Psychoactive Love」は、初出時は☆や♪を多用したおちゃらけた作品だったのですが、今回その一切を排し雰囲気を一貫させています。また、「A面/そして光は灰になる」というタイトルにある「光」は、初出時は「希望」でした。
 目次のいかにもなテキストサイトっぽさは仕様です。仕様ですとも。仕様です。

新時代(新しいテンミリショートショート集)
 4月は「緊急ジルバ速報」「罪状」「Twelve colors, a Twelveth present.」の3作品を投稿しました。
「緊急ジルバ速報」は4月1日のエイプリルフールネタ作品。今年もやはり準備していなかったのですが、ツイッターで紹介されるテンミリクラスタさんたちのネタラッシュに乗り、勢いで書いた作品です。
「Twelve~」は昨年に自分が企画した12th記念リレー小説。ツイッターでも述べましたが、掲示板のものをそのままコピペしたら改行されている扱いになったので、そのとおりのレイアウトで投稿しました。
「罪状」は近頃ういなさんが凝っている実験小説のひとつ、“額縁小説”というジャンルの作品です。もう一作「錠剤」というタイトルで4月中に投稿する予定だったのですが、間に合いませんまでした。

■第8回お題執筆会
「鎧の男」で参加しています。
 現在、投票期間(ブログ記事「第8回お題執筆会 投票受付開始のお知らせ」2015.04.25)。

第26回てきすとぽい杯
(ブログ記事「第26回てきすとぽい杯」2015.04.17)
 投票終了しました。拙作「ちこちゃんの話」は5位でした。地球○個分かというお題の中で、2リットルペットボトルが地球3.3×10^-4個分になるなど小さいものを地球規模で換算するのはなかなか楽しかったです。制限時間のなか電卓たくたく。

「#マンガになれ」コンテスト
 漫画の原案をツイートで募集するコンテスト。自分も3案投稿しました。自分の案はいずれも落選となりましたが、フォロワーさんが見事大賞を受賞されました! めでたい!
 また、受賞された原案をもとにした漫画作品を募集するコンテストが、現在開催中です。興味がおありの方はぜひぜひ。
 落選した3案は小説としても読める形式にしましたので、近いうちに埃城の超掌編カテゴリにまとめる予定です。また、サイトとしても少し感じのいいものを掴んだので、主催サイトのメディバンに会員登録をしました。また具体的なプランはありませんが、こちらにも作品を投稿しようと思っています。

■4コマ漫画の紹介(だぶしっ)
 武田部さんが、拙作「エリス・イン・腐った川辺」の人物の容姿を使ってくださいました。
(ブログ記事「続・4コマ漫画の紹介です」2015.04.26)

即興二次小説
 いつもお世話になっている即興小説サイト。4月はそれぞれ15分の制限時間で、「走れない」「色欲」の2作を執筆しました。

以上です。

続・4コマ漫画の紹介です

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 以前拙作「エリス・イン・腐った川辺」の4コマ漫画でエリスの容姿を使ってくださった武田部さんが、今度はアリスの容姿を使ってくださいました! 二度もありがとうございます!
 拙作では主人公エリスと対の存在であるアリス。ショート(髪型)のエリスに対し、アリスはロング(髪型)なのですが、そこを気に入ってくださったようです。

 こちら☆→「お題4コマその3」(だぶしっ)

 4コマ漫画ではアリスとアマデウスの素敵な関係性が付け加えられ、ロングヘアのアマデウス様が描かれています。こんなにものすごく強く女性らしいアマデウスは想像していなかったので、とても刺激になりました。これはアリスじゃなくても憧れますね。ういなさんも辞世の句を詠ませられたい。幼少ミドリもいたずらっ子アリスも可愛いです。
 また言葉の意味合いをうまく使ったオチも、前回の4コマ漫画の甘い(甘い?)お菓子を想起させるものがあり、その点でも対になっていて上手いなと思った次第。うまうま。

 二度もイラスト化していただき、この作品も作者の自分自身も本当に幸せ者です。視覚的に飛び出てきた彼らの容姿を見ていると、作品自体への愛着も湧いてきます。拙作「エリス~」は本来のプロットの後半部分を省略して完成ということにしているのですが、こう愛着が湧いてくると、きちんと後半も形にしたくなってきますね(現状言うは易しの状態ですが……)。
 創作意欲もキャラの妄想も掻き立てられる、素敵な4コマでした。武田部さん、ありがとうございました!

愚痴

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 今週初めに、小説作品やその関連物を保存しているUSBメモリのデータが破損しました。USBメモリが破損するのは2011年以来2回目のことですが、この精神的消耗にはやはり慣れません。
 幸い、二重にバックアップをとっていたので、小説作品のデータはほとんど被害を受けませんでした。執筆中の長編作品の直近数日分が消えた程度です。

 小説作品のダメージは少なかったですが、一時的にUSBメモリにだけ保存していたデータはなくなってしまいました。ちょっとした掌編の草稿や、書きかけだった感想などです。

 それとはまた関係ない(関係はある)んですが、リアルの事情でいろいろあったこともあり、モチベーションはだいぶ低い状態です。ぐちぐち。
 のんびりやっていきます。

2015年2月活動まとめ

埃城更新情報
・掌編「会員登録」を公開しました。2012年に書いた作品です。
・先月にポップアップが表示されないよう仕様変更した「コピー禁止」について、Aboutページに加筆しました。また、無断転載禁止の英語表記も追加。本当は全ページにつけるべきなんですけどね……。

新時代(新しいテンミリショートショート集)
 今月は「エビフライの作り方」「航空機のぼやき」「しかばねのそばで〈光〉」の3作品を投稿しました。
 しかばね〈光〉は、しかばね三部作の完結作になります。一応ピリオドを打つことはできましたが、正直に言って恥ずかしい出来となってしまいました。時間を置いてから、三本の掌編としてではなく、一本の短編として作り直そうと考えています。
 またこの三部作は、チャット式甘美な死骸ゲーム「甘美なテンミリ」で作成された文をお題にさせていただいています。初出一覧にも紹介していますが、今回使用させていただいた文は以下の通りです。
●もう戦わなくていいのね。溢れる涙を止めようともせずマゼンダは。            。意識がはじけ飛 。なんで。生き くちゃ。生き  。(u17&ろざりお)
●割れた大地。崩れた城壁。魔王の死骸。……仲間の。ひとひらの哀しみを添えて。笑って。(フィンディル&u17)
●母なる大樹。アマゾネスの命を司る大樹の木肌に、そっと手をあてるミドリ。そして一人全て負へと逆流する空間を作り出す。悪しき魔法の坩堝。もうすぐ魔王が生まれる。(フィンディル&u17)
●雨が止む、差す光。ブロントは足元に広がる暗闇を見下ろす。もうすぐそっちにいくよ。(u17&せせせ)
●僕を映しこんだ常闇の瞳。生きる。自分を信じてくれる人のため、そして……仲間の犠牲を無駄にしないためにも。(りゅう&梓杜)

■4コマ漫画(紹介)
 武田部さんが拙作「エリス・イン・腐った川辺」のキャラクター容姿を4コマ漫画で利用してくださいました。
 詳しくはこちらの記事をどうぞ。


■物語について考える(草稿)
 このブログにて不定期連載している創作論考エッセイ。久々に記事を追加しました。
 こちら→「プロットあれこれ

即興二次小説
 15分の制限時間で、「青い頭の幽霊の」を執筆しました。


 以上です。

管理人

小伏史央(こぶせふみお)

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