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テンミリオンの思い出

どうも。テイブミウイナです。8月半ばくらいまで海外にいるつもりでしたが、予定が狂って7月18日には日本に戻ってきていました。おかげで参加したいと思っていた小説企画にも参加できた/できそうです。

 さてさて、今回は少し、ブラウザゲーム『テンミリオン』について語ります。
 テンミリオンのサイトにはオリジナル小説投稿板というところがあって、「小説家になろう」に入会する前とか、今でもしばしば、そこに作品を投稿していました。

 そのテンミリ小説で、深く記憶に残っている作品があります。しかし残念なことに題名も作者名も分からず、覚えているのは、学園モノだったこと、運動会のエピソードで、校長が曇り空に向かって「おてんとさん、おてんとさん、晴れないとその首ちょんぎるぞゴラァ」(うろ覚え)って言っていたことが面白かったことぐらい。他にも宿題をやるために同級生の家に集まるとか、屋上で弁当を食べるとか、そんな良い意味での王道的学園ストーリーが繰り広げられていたと思います。自分が小説をネット上にまだ公開せずに、チラ裏というか、手書きでやっていて、テンミリオンはROMっていた頃のことだったので、2006年とかその辺かな。
 ふいに記憶に上がってきたので、懐かしくなって、いっちょ探してみようかな、と。思い立って小説板やその過去ログを漁っていたのですが……なんと2010年までしか残っていない! 色々と虚しい気持ちになりました。せめて作者名だけでも分かればなぁ。

 あともうひとつ、この系列(テンミリの思い出系列)で、テンミリオンの扉絵について。
 過去の扉絵一覧を見て、これまた懐かしい気分に。すずのや様の描かれた扉絵が時期的に一番愛着があります。それでこの方についてイラスト板で調べてみたら、いつの間にやらテンミリオンを卒業されていたようで。時間が経つってこういうことなんだなぁ。

 テンミリオンが始まってから、あと3ヶ月ほどで11年になります。
 いつまで自分はテンミリオンに付いていけるのか。いつまでもどこまでも付いて行きます。と口に出してしまうとなんとも知れぬ不安が押し寄せてきます。けれどテンミリオンがなければ、いまごろぼくは小説を書いていないわけで。
 どうかいつまでも誰かの憩いの場であってほしい。そう願うわけです。


 余談ですが、テンミリオンのID取得方法ってなかなか考えてありますよね。ゲームをクリアしたら掲示板にログインできるパスワードが与えられるのですが、ということは、テンミリオンをプレイした者だけが小説やイラストを投稿できるわけで。テンミリオンのキャラクターっていくつかデフォルメされた特徴があるだけで、極端に台詞も少なくなっていて、自由に発想を繰り広げられるわけです。だから二次創作の敷居も低くて、ゲームをクリアして、キャラの分かりやすい特徴が掴めたら、小説板やイラスト板にも来てね、って、良い具合に誘導できる気がします。まあ最初にゲームをプレイするのが面倒だと感じる人が大抵かもしれませんから、知らない人に紹介するときは、そこだけネックでしょうけどね。

 というわけで、土曜日にテンミリ関係の告知をします。ぜひこの機会に、テンミリオンをご存知ない方も、足をお運びください。詳しくは土曜日を待て!
 今日はこれにて。ではまた。


※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
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小伏史央(こぶせふみお)

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