執筆過程:
その1/
その2/
その3
本文:
離せなくても良い頃のような、なにか。味とは思い出せない首。おかしい。
辛辣にクレーターは言った。「いなかった、まるでもうなかったのだ、考えなくとも。あると思うまでもう微妙なのだ」
本来動かないはずのヒトが這い出てきた。彼女だ。「氷はいくら」二〇一一年、捉え様では久々に。月は過ぎてしまった。血のハーモニーが、手を二等分に陣取る。それが好きだ。皆無で、一組も生き残って、暗闇のクリスマスをきっと飲み込んで。
備考:
「小説家になろう」に重複掲載。
概要は上記の執筆過程を参照のこと。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
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