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フィンディルさん主催のテンミリ二次創作企画、「何でもござれ! 創作会」に参加しました。なんらかのカップリングをテーマにした作品を募集する企画で、募集するジャンルも小説、絵、音楽となんでもござれな企画でした。
自分は小説で参加(当たり前)。「精霊の指輪」というタイトルで投稿しました。カップリングはブルース&ブロントです。びえるではない。
今回はいろんな方に読んでいただける機会ということで、ちょっといつもとは違う試みで書いてみました。自分が思う自分らしさや、テンミリキャラに対するイメージ、一部文章表現で気にしちゃうところなどを捨てて、まっさらな状態で書いてみようと。そのうえで複数の反応を見て、自分の意識と読者の意識との相違を見極めたいなと。
結果フィンディルさんからは「ういなさんらしからぬ」と仰っていただけて、嬉しかったです。自分が自分らしさだと認識していたもののほかにも、見落としていた癖をあぶりだすことができました。よく指摘される癖もあったのに見落とすういなさんって……。
また書いてみて驚いたのが、本作のようないわゆるライトノベルな書き方が、異様に書きやすかったことです。書きやすかったというよりも、労力がすごく抑えられた執筆でした。本作は1万2千文字する短編なのですが、普段の作品を書く労力でいえば3千文字程度の負担で書きあがりました。よく榊一郎先生がツイッターで、調子が悪くても最低限手が止まらない書き方について仰っているのを見ていましたが、あの領域の一部分を垣間見た気持ちです。
ただその分やはり妥協して書いていた面はあったので、書きやすさに流されないのも課題ですね。なにかを犠牲にしたうえでの書きやすさだったというのは自覚しなければ。
今後もこういう路線のものを書くのかといえばまったくそんなことはなく、今回はちょうどよい機会だったので試してみましたが、いろいろと収穫を得られて実りのある企画でした。
第10回お題執筆会もよろしくね!(唐突な宣伝)
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