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【poetrie】Levonorgestrel

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 生まれることを失くしたいことは失くしたいことなので人間やっぱりだった。妖精は笑うこともできずに笑うことを失くす一体。さながら。インー。ローアウト性格が悪い子。哀しみばかりを背負って生きていくことは笑うことだと教えてくれたのはおじさんのち。こんな悪い子にはお仕置きが必要十分条件だったのは妖精さん? どこにいるの。原っぱのまん中。暗い森は深い闇は高い檻。のっぽの王子様はいなかった。背の低い王子様もいなかった。太った王子様はいなかった。痩せた王子様もいなかった。生まれることはなくな。   。った? 美しい人間やっぱりだった。天秤にかけられたいつもの。様子は子豚だったかもしれない。
 足を絡ませたアヒルはぼやける湖畔に留まることを知らなかった嘘ばかりだった人生は。更生はスタッカート、賢い子は飛躍して見えない話を見えなくする聞こえないものが壊れて妖精は笑うこともできずに失くすことを考えていたんだよね。ごめんね。
 でも何方に傾いてもなにもかもが傷つくことが明白だったから、何方でもない彼方を見るためには望遠鏡と顕微鏡と内視鏡が欲しかった。すべての硝子のまん中で妖精さんの優しい期待が笑っている。レジに持っていくことはできなかったそれは、性格が悪い子と同じ。
 妖精は笑うこともできずに妖精さんの笑顔に手を振っていることもできずにやっぱりだった。ことを忘れてしまいたくて一体? もう遅かった。ずっと待ちわびていた城壁の向こうは傾いて空が見えた。ことを忘れてしまいたくて一体? もう遅かった。何方でもない方法を探すことはローアウト性格が悪い子でもむつかしいことはそれ以上ないのだと知ったために。誰がためといえば子豚だったからだ。妖精さん? 妖精さんは湖畔に身を落とすことを危惧しているから笑っているインー、シブルだから安心と同時に重い鎖はもう重かったもっと。
 妖精さんに期待させてしまったのは王子様がいないと知ってしまったから。王子様がいないのならば妖精は哀しむ必要はなかった背負うのはランドセル? 期待を押し潰す方法は鏡を見るたびに消失していって内圧と外圧が噴出するあのときはやっぱりだ。思ったときは直感が働いてそれはレジに持っていくべきだった。それはレジに持っていくべきだった。それはレジに持っていくべきだった。それはレジに持っていくべきだった。それはレジに持っていくべきだった。
 生まれることを失くしたいことは生まれることだった人間もう遅かった。妖精は笑うことも哀しむことも失くして一人の妖精さんのことばかりを考えることはもっとだった。アウトローは悪い子にはお仕置きが必要なのだということを王子様ではない誰かが割れた鏡を見せつけるようにち。湖畔から帰ってきた妖精さんはどこにいるの? 野原のまん中。傾いた天秤は子豚をお肉にした。もうすべてが檻の中で起こっていたのだと思うことそれだけが美しい人間だった。何方に傾いても傾けるべきなのは誰だった? わかりきっているはずなのに。
 苦しむ選択も苦しまない選択も、苦しむということだった。その選択さえ今では不可能だった。すべてが遅くなっていた。取り残された。たとえ王子様がいなかったとしてもそれはレジに持っていくべきだった。たとえ妖精さんを愛せるかもしれないとしてもそれはレジに持っていくべきだった。たとえすべての人間が悪者に見えるようになったとしてもそれはレジに持っていくべきだった。たとえ鏡の中が不透明になったとしてもそれはレジに持っていくべきだった。たとえ。




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推敲用memo
・現状、舞台背景が日本だと設定に矛盾が生じる。日本語で書いている時点で不自然。
・だからといってレジ以外のものに代替させると話者の行動原理に矛盾が生じる。

・メタファーを連続させている時点である程度の不明瞭性は出せているので、必要以上に文構成を崩す必要はない。
・何方《どちら》
・「スタッカート」と「ランドセル」がこれ以上なく不純物。レジ以外の要素はよりメルヘンに。
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小伏史央(こぶせふみお)

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